糸東流 日本空手道養心会 本部道場






    

空手の歴史と養心会




空手の歴史1

 ちょっと難しいけど、空手の歴史について概要を紹介します。糸東流宗家二代目の摩文仁賢榮(マブニ ケンエイ)著「武道空手への招待」他からまとめています。

 沖縄には古来「手(ティ)」と呼ばれる拳法があり、中国拳法は「唐手(トウーディ)」と呼ばれて区別されていました。
 琉球王国が明国に進貢したのは14世紀後半のことで、これ以来、親密な関係となり、人や文化の交流により、中国拳法がもたらされたと考えられます。
 沖縄独自の空手が発達したのは二度にわたる禁武政策によるものといわれます。一つは、尚巴志(ショウ ハシ;生没1372〜1439年)が三山統一後、尚真(ショウ シン;生没1465〜1526年)が地方の按司(土豪)たちの武装を解除して首里に集住させ、武器の携帯を禁じ、中央集権を確立して文治政策を行ったことです。もう一つは、薩摩藩の武力征服(1609年)により、武器の携帯・新規の武器輸入を禁じられたことです。この二度にわたる政策により、「手」は徒手武術に特化して発達せざるを得なくなり、中国拳法を煎じ詰めるかたちで、今日の空手の原型となる琉球拳法が形成されていったのだろうと考えられています。